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電子小説ハナコをさらに検証する

超ネタバレなので数行空けます












事件検証


明治24年2月2日。松元さんの遺体が天野村に停泊している船便内で発見された。
同村首長富士麻呂は梅雨を犯人と判断した。

事実関係
・明治24年2月1日17:00まで松元さんは生存している。
・松元さんは港で仕事をしており、最後に姿を確認できるのが仕事場から帰宅しようとしていたときである。
・死亡推定時刻は不明。
・松元さんの遺体は動力部の歯車によりバラバラである。
・梅雨が松元さんを突き飛ばしたという目撃者がいる。
・梅雨は容疑を否認。梅雨の供述によれば松元さんは秘密を漏らしたせいで死亡したという。

事件検証。なぜ歯車に?


まず不可解な点が歯車に放り込んだところ。
松元さんは船で仕事をし、引き上げた後に殺されたことになります。
どうして船なのでしょう?
犯人は船の歯車に人を突き飛ばすという非常にはた迷惑な殺し方をしています。

これが外国船籍であればもう国際問題です。不平等条約など絶対に改善されません。しかも二回目は村人をあげて追い込んでいます。

実際に船は出港を延期され、あげくは故障にまで追い込まれます。

梅雨の話によると「秘密を聞いたせいで」死亡したそうです。
そしてその次の日に遺体が発見され、梅雨も命を狙われます。

以下検証していきます。

犯行時刻


松元さんはいつ死亡したのか?
まず、船便は昨晩出港予定だったと梅雨が述べているからことから昨晩に事件が発生した可能性が高いと思われます。そして船便側も何らかのトラブルがあったことを把握していた(だから出港を停止していた)と考えられます。

これにより事故死の可能性が少なくなります。松元さんは船から帰ろうとしているのにわざわざ船(それも関係者も立ち入り禁止の動力部)に戻る理由が今のところないからです。

よって何らかの方法で歯車に落とされたと見て検証を続けたいと思います。

殺害場所・方法


殺した場所が村としたら船の歯車に死体をわざわざ運んで放り込むでしょうか?
船で殺すとしても歯車に落として殺すでしょうか?

どちらも非常に目立つ可能性があります。前者は運ぶのにもちろん、後者はエンジンが事故でも起こしたらその場にいる犯人の身がそもそも危ないし大騒ぎになります。

よって、犯人にとってはやむを得ず歯車に落とした可能性が高いと思います。

実際に遺留品である風雲児のメダルを所持していたことから、犯人に追われて船に逃げ込んだなどが想定できると思います。それだとあれほど大きな船にいるだろう人間に助けを求められなかったのか(両日ともに船員がいる気配がしません)という新たな疑問が発生しますが。

犯人は梅雨が秘密をもらしたことをどうして知れたのか


梅雨の話によれば「秘密を聞いたから死んだ」とされます。
犯人はどうやって秘密を聞いたことを知ったのでしょう?
ケースに分けて考えて見ます。
・元から梅雨が秘密を知っているのを犯人側は把握していた
この場合、梅雨は監視を受けていたから犯人は殺すに至ったと考えられなくもないですが、これは可能性が少し低いと思います。
なぜならそのような漏らされただけでその日に殺さざるを得ないような重大な秘密を知っている人間をいつまでも生かしておくでしょうか?
この説を採用すると犯人側は梅雨に対して非常にリスクを背負っていたことになります。
昨晩の真昼との話では何か村人に恨まれることをしたそうですが、梅雨はそのリスクを上回るリターンを提供していたのでしょうか?
やはり元々は知らなかったと考える方が妥当だと思われます。
この場合、梅雨が松元さんに秘密を漏らしたのかをどうやって知ったのか検証する必要があります。
疫病神とされていたことから監視されていたという説は採用できる可能性はあるかと思います。つまり本人か内通者が近くにいることになります。

どちらにせよ可能性が高いと思われるのは、

犯人側にとっては緊急であった可能性が高い、ということでしょう。

殺すにしてもその日、翌日、など時間や計画を持って殺せなかった。それほどの緊急な事件であった可能性が高いと思います。
しかしそれほど緊急を要する秘密とはなんなのでしょう。気になるものです。
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